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国民車メーカー初のEV発売

マレーシアの自動車市場でシェア2位の国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは16日、自社電気自動車(EV)ブランド「e.MAS(イーマス)」の1モデル目を正式に発売した。

このニュースのポイント

  1. プロトンは中国・吉利控股と共同開発したEVブランド「e.MAS(イーマス)」の第1モデル「e.MAS7」を正式に発売。価格は約380万~(日本円換算)で、Cセグメントの6人乗りSUVとして展開される。中国で生産された完成車(CBU)を輸入し、初回限定で割引も提供する。
  2. アンワル首相はプロトンのEV投入を「ネットゼロ」実現の重要な一歩と評価し、将来的には国内生産(ペラ州タンジュンマリム)を期待。マレーシアが来年ASEAN議長国を務める際、「e.MAS7」を公用車として使用する方針も示した。
  3. プロトンは今後5モデルのEV投入を計画しており、既に「スマート」ブランドのEVも展開中。一方、トップシェアのプロドゥアもEV開発を進め、10万リンギ以下の手頃なEVを来年投入予定で、政府も支援している。