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EV充電スタンドで中国市場シェア2位、「星星充電」運営会社がIPO計画を始動

中国の電気自動車(EV)用充電設備大手「万幇数字能源(Wanbang Digital Energy)」が、A株(人民元建て)市場での新規株式公開(IPO)を計画していることが分かった。

このニュースのポイント

  1. 中国のEV充電設備大手「万幇数字能源(Wanbang Digital Energy)」が株市場でのIPOを計画。同社は2014年設立で、子会社に「星星充電(Star Charge)」などを持ち、多くの自動車メーカー(ポルシェ、ベンツ、NIOなど)に充電サービスを提供しています。2024年見通しで評価額は約3800億円。
  2. EV市場の拡大に伴い、充電スタンド業界の競争が激化。車両と充電スタンドの比率は2.4対1と市場の成長は小さいものの、新規参入する事業者は増え続けています。市場シェアは上位企業に集中する傾向があります。
  3. 星星充電は2024年9月時点で58万4000基の公共充電スタンドを運営し、国内シェアは17.54%で2位。市場シェアは2020年の20.19%から2023年には16.5%に低下しています。