四国初の超急速EV充電器が徳島に登場 ハイパワーで課題解決なるか
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を短時間で充電できる超急速EV充電器が、徳島県石井町の食品機械メーカー「テクシード」石井工場に設置された。
このニュースのポイント
- 徳島県石井町のテクシード工場に最大出力150キロワットの超急速EV充電器が設置されました。一般的な急速充電器の約3倍の出力で、2台同時充電時でも各120キロワットの出力が可能です。日産「サクラ」の軽EVなら、約10分で百数十キロ走行分の充電ができる性能を持ちます。
- 充電器は358キロワット時の大容量蓄電池から電力供給を受け、今秋からは工場屋上の太陽光パネルと接続して再生可能エネルギー由来の電力を蓄えます。これにより、工場の電力を再エネで賄い、災害時のBCP対策や電力のピークカットに活用する予定です。
- テクシードは、2024年11月から1年間、超急速EV充電器を外部にも無料で開放する計画を発表しました。通常、充電料や駐車料金がかかる中での無料提供は、近隣のEVオーナーにとって大きなメリットとなります。