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ICからEV充電で一時退出可能、高速初乗り料金課されず 中日本高速、ETC対象

中日本高速道路(NEXCO中日本)は、電気自動車(EV)の充電のため、東海環状自動車道の大野神戸インターチェンジ(IC)から一時退出し、隣接する道の駅「パレットピアおおの」(揖斐郡大野町)で充電した後、再び同ICから流入した場合、高速を走り続けた時と同じ料金にする仕組みを導入する。

このニュースのポイント

  1. NEXCO中日本は、東海環状自動車道の大野神戸ICから一時退出し、隣接する道の駅「パレットピアおおの」でEVを充電後、同ICから再流入した場合、高速道路料金を変えずに利用できる新しい仕組みを導入します。これはETC2.0搭載車を対象とし、全国初の取り組みで、2024年度中の運用開始を目指しています。
  2. 同社は高速道路沿いのサービスエリアやパーキングエリアにおけるEV充電器の設置を充電事業者と協力して進めており、2023年度末の237台から2025年度末までに400台に増やす計画があります。また、国は高速道路上での充電器の設置間隔を70キロ以内にする指針を定めています。
  3. 高速道路の一時退出については、ICから2キロ以内の道の駅で全国的に社会実験が行われており、休憩施設の不足解消を目指しています。この取り組みの一環として、近隣では新東名高速道路の新城ICに近接する道の駅「もっくる新城」が対象となっています。