シトロエン『ベルランゴ』のEVなどステランティスの電動8車種、ポルトガルで生産開始
ステランティスは7月2日、ポルトガルのマングアルデ工場において、EVの生産を開始した、と発表した。
このニュースのポイント
- ステランティスはポルトガルのマングアルデ工場にて、EV生産を開始したと発表した。この工場はポルトガル初のEV生産拠点であり、シトロエン、プジョー、フィアット、オペルなど8車種のEVを生産する。
- マングアルデ工場の建設はポルトガル政府の支援と約1億1900万ユーロの投資により実現し、2025年初頭に予定されていたEV生産開始を前倒しして実現した。工場は「グリーンオート」プロジェクトの一環として、新しいバッテリー組立ラインの設置や63名の新規雇用を含むさまざまな投資を行っている。
- ステランティスの2030年までの戦略「Dare Forward 2030」では、CO2排出量を半減し、2038年までにカーボンニュートラルを達成することを目指しており、マングアルデ工場は年間エネルギー需要の32%を太陽光パネルで賄っており、年間2500トンのCO2排出削減を見込んでいる。