中国製ＥＶの関税引き上げ、米自動車産業に重要＝エネルギー長官

グランホルム米エネルギー長官は４日、中国の電気自動車（ＥＶ）に対する輸入関税を８月に予定通り４倍の１００％超に引き上げることは、米国の自動車産業の健全性にとって極めて重要との認識を示した。

米国のエネルギー長官、グランホルム氏は、中国からの電気自動車（EV）への輸入関税を8月に予定通り4倍の100％超に引き上げることが、米国の自動車産業の健全性にとって極めて重要であると強調。
グランホルム氏は、中国の非常にアグレッシブな産業政策に対抗するため、対応が必要であり、これまで対処してこなかったと述べる。バイデン大統領も先月、中国からの輸入品に対する関税引き上げを発表した。
グランホルム氏は、低価格の中国製EVを米国から締め出せば、米自動車メーカーの価格引き下げが抑止されるとの見方を否定し、米国の自動車メーカーは価格を下げるための努力を行っていると述べた。