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パナ、最高益4439億円 米でのEV補助金が押し上げ

パナソニックホールディングスが9日発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前期比67.2%増の4439億円となり、過去最高だった。

このニュースのポイント

  1. パナソニックホールディングスの2024年3月期連結決算は、純利益が前期比67.2%増の4439億円となり、過去最高を記録した。これは19年3月期の2841億円を大幅に上回る数字である。
  2. 売上高は1.4%増の8兆4964億円であり、この増収は米国での電気自動車(EV)用電池生産に対する米政府の補助金によるものである。インフレ抑制法に基づき、EV用の電池メーカーに対して補助金が支給され、車載電池事業が前期に比べて大幅に増益となった。
  3. 25年3月期の連結業績予想では、売上高が1.2%増の8兆6千億円に見込まれているが、純利益は30.2%減の3100億円と予想されている。