世界のEV販売、11月は過去最高 北米と中国好調=調査会社
調査会社ロー・モーションによると、11月の世界の電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の販売台数は前年同月の110万台から140万台に増え、月間の過去最高を更新した。
このニュースのポイント
- 11月の電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の世界販売台数は、前年同月比で増加し、140万台に達し、過去最高の月間販売を記録。北米と中国の好調な販売が、欧州の販売不振を相殺しました。
- 11月の販売台数の内訳は、EVが全体の70%を占め、PHEVが30%を占めた。中国では前年同月比で25%増加し、北米では43%増加したが、欧州では3%減少した。欧州の減少は、2022年末にドイツで政府補助金削減前の需要が高まったため、その反動が影響している。
- ロー・モーションのデータ責任者は、景況感の悪化にもかかわらず、EVとPHEVの販売は引き続き伸びており、12月も好調を維持するとの見通しを示している。しかし、一部の自動車メーカーは、欧州などの市場で将来の新しい車種を待つ消費者による需要減少を懸念している。