独VW、2万ユーロのEVは2020年代後半までに登場も=CEO
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のオリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は15日、ベルリンで開催された南ドイツ新聞主催の経済会議で、2万ユーロ(2万1714ドル)の電気自動車(EV)を生産するかどうかまだ決めていないが、2020年代後半までにはそこに到達できると確信していると述べた。
このニュースのポイント
- フォルクスワーゲンのオリバー・ブルーメCEOは、2020年代後半までに2万ユーロの電気自動車(EV)の生産が可能になるとの見通しをベルリンでの経済会議で表明したが、まだ決定はしていない。
- ブルーメ氏はEVの価格引き下げにはバッテリーのコスト削減が重要であると述べ、フォルクスワーゲンが計画中の統合電池セルの生産によって電池価格を半減させることを目指していることを強調した。
- また、彼はEV需要に影響を与える因子として、インフレ圧力、充電インフラの不足、補助金の廃止を挙げ、フォルクスワーゲンが市場に適切な価格の製品を投入する責任があると述べた。